※この遠征記は2015年11月7日のものです。
今回は川口でレトロゲームやオートレースを堪能したりとかです。
(駅メモの路線開拓やアイモバの新エリアはありません(^_^;)
アニマルさんの趣味のひとつとして、むかーしのゲーム、なかでもゲームセンターのアーケードゲームを遊ぶというのがありまして、過去にも遠征であちこちと行っております。
(過去の関連日記)
近畿編、大阪のアタリアップライト専門ゲーセン「KINACO」に行ってきた
近畿編、大阪のピンボール専門ゲーセン「シルバーボールプラネット」に行ってきた
西域制覇編、大阪のゲーセンめぐりとレトロパチンコ店
九州満喫編、ハウステンボスのゲームミュージアムで、なつかしのレトロゲームを堪能せよ!!
九州満喫編、ハウステンボスで家庭用ゲーム機の歴史に触れたり、佐世保バーガー食べたり

今回は川口で開催されている「あそぶゲーム展」というのに行ってきました。
(あそぶゲーム展 公式サイト)
川口は東京から近いですが、駅を降りたのは初めてですね。
場所はSKIPプラザという駅からバス10分+徒歩5分というへんぴな場所にある典型的巨大ハコモノ。
休日なのに閑散とした科学館などがあります。
そのなかのNHKがらみ?の映像ミュージアムというところの企画展として開催中。
入場料はミュージアムの510円。
午前中で人が全然いない感じでしたが、中はそこそこいました。
結論からいうと、なかなか充実して展示内容で、しかもすべての筐体がプレイアブルで遊び放題と素晴らしい!
博物館の展示なので、ちゃんと学術的解説があるのもグッドでした。
それでは、展示をどどーんとご紹介。
※相変わらず写真が雑なのはご容赦ください
なお、展示物の撮影は私的利用に限り自由ですが、動画撮影は不可となっておりました。
ビジュアルプラザは映画や放送の仕組みや歴史が学べるミュージアムで、それらの展示や体験コーナーが充実していますが、時間の関係でスルーして、ゲーム展へ。
特別展示室入り口
口上
今回は「STAGE1 デジタルゲームの夜明け」のサブタイトルとなっています。;
年代別にビデオゲームの歴史を黎明期からたどっていく構成
「テニスフォーツー」
世界初のテレビゲーム。ちゃんと遊べるのがすごい
家庭用ゲーム機、オデッセイ
の試作機(復元)

オデッセイ量産機
ミニコンPDP-11(実物ではなく模型)
「スペースウォー」
プレイ画面、操作が右方向と前進なので難しい

世界最初のアーケードビデオ機、
「コンピュータースペース」
そして基板の展示も。
長崎にいっぱいあったのを持ってきたのかな?
当時の広告チラシ
「PONG」
この辺からは稼働当時に見たことあるモノが出てくる。
初期の筐体は内部に日立製のテレビが入っていた!
アタリの歴史、アタリがなければゲーム業界の発展はなかった。
「ブレイクアウト」
いわゆるブロックくずし。
オリジナル筐体ではなくセガのアストロシティに入ってた
「スピードレース」
タイトー製、当時大ヒットして本社ビルが新築された
「マンイーター」
ジョーズブームに便乗したゲーム。初めて見た
中村製作所(ナムコ)が輸入販売してたそうだ、初耳
のちの「海底宝探し」の原型?
「デスレース」
クルマで人をひき殺すゲーム。
社会問題になって回収騒ぎになって現存筐体はわずかだそうだ
これも初めて実物みた。
「スペースインベーダー」
もちろんご存じですね。テーブル筐体もあります。
開発当時の資料も展示
開発当時の秘話なども色々。
西角さんは以前、仕事の関係で色々お世話になった方。
スクリーンタッチペンを開発していたとは初めて知った。
「アステロイド」
ベクタースキャンの名作だが、この当時のアメリカ製ゲームは自機移動が、左右+前進というのが主流で、のちのジョイスティックで移動にくらべて格段に難易度が高いのだが、これは前出のスペースウォーの影響だと思われる。
テーブル筐体は日本オリジナル。
「フットボール」
すげー久しぶりに実物見た!
世界初のトラックボール採用ゲーム。
トラックボールで最後にヒットしたゲームといえばサイヴァリオンかな。
最近はとんと見かけなくなったデバイスです。
「ジービー」
ナムコ初のビデオゲーム
貴重なオリジナル筐体。パドルが小さくてプレイしにくいね。
今でも十分遊べる完成度。
「スターファイヤー」
エキシディ製、タイトーがライセンス生産してた疑似3Dゲーム。
スターラスターのご先祖みたいなゲーム。
この筐体は初めてみた。
「平安京エイリアン」
東大生が開発したと当時話題になってましたね
「パックマン」
特設展示コーナー。当時のグッズなども
基板や開発資料
パックマンは日本以上にアメリカ大ブームになって
生産台数世界一位のアーケードゲームのギネス記録も持っているんですよ
「ギャラクシアン」
「スプライト」の技術採用例として紹介だけど、世界最初のスプライトのゲームはアタリの「タンク8」
このように、ただゲームを展示するだけでなく、技術や時代背景といった解説をちゃんとしてあるのはミュージアムならでは。
基板、CPUはZ80。
当時のほとんどのゲームはZ80だったけど、任天堂はモトローラ系を使ってた。
「ドンキーコング」
今も看板キャラの、マリオやドンキー、ピーチ姫が初登場。
宮本茂+横井軍平コンビ
このゲームがなければ今の任天堂は存在しなかった
このように、各ゲームのインストラクションカードも当時のものを再現している。

横井軍平氏の最大の発明といえば十字キー。
「ゲーム&ウォッチ」
「クレイジークライマー」
音声合成で「しゃべる」ゲームの先駆け
レバーが当時と違って水平なので遊びにくい
「ニューラリーX」
BGMをゲームに取り入れた先駆けとして紹介。
ところで「NEW」じゃないラリーXってほとんど存在してないから、
今じゃ貴重品だけど、どっかに残ってないのかな。

「ザクソン」
ナナメスクロール疑似3Dクォータービューで独特のグラフィック
「スクランブル」
グラディウスにつらなる横スクロールシューティングの始祖
横スクロールなのに縦画面なのが珍しいが、
インベーダーの筐体を流用するため当時のゲームはほとんどが縦画面である。
「ジャンプバグ」
なぜか筐体のボリューム設定が爆音で会場中にBGMが鳴り響いていた
「スペースフューリー」
話はきいたことあったが初めて実物みた。
日本ではセガが輸入してたらしい
カラーベクタースキャンの例として紹介されてたけど、
結構面白いゲームだった
「ディグダグ」

「ムーンパトロール」
アイレム製、多重スクロールの元祖として紹介。
といった感じで展示機種をすべて遊んできました。
今回は「第1弾」ということで1982年までなので、ファミコンやゼビウスの登場前までという感じ。
設置機械が、有名タイトルだけでなく、マイナー既や希少タイトルもあってバラエティあってよかった。是非第2弾にも期待しましょう。
ちょっと場所が不便ですが、クラシックゲーム好きにはオススメ

さて、川口といえば名物は風〇街とオートレース。
というわけで、開催中のオートレース場でも遊んでいきましょう。
SKIPシティからタクシーで行こうかと思ったけど、タクシーどころかクルマすら滅多にとおらない...
まあ、思ったより近くて徒歩15分少々で到着

オートレースははじめてですが、なかなかコースも広くて気持ちいい
なんといっても大音量で駆け抜けるバイクの迫力が凄い!
川口オート from アニマルさん on Vimeo.
この日は一般戦なので、有名な選手はあまりいなくて、オートは詳しく無い自分が知っている選手といえば、元SMAP森くんくらいです。

10レースで本命になっているので買って見ましたが、森君は見事1位だったけど、相手選手がハズレ
バイクは独特のフォルムですが、結構なスピードが出ますね
あとギャンブル場といえばB級グルメ。

牛モツは謎の内臓(フワ→肺ですかね)

イカげそは唐揚げでなくフライなのが珍しい。
焼きそば100円タイムセールとか激安
レースの方はあまり知識もないので車券は1回しかあたりませんでしたが、楽しめました。
今度は船橋か伊勢崎でも行きたいですね。

ということで、オートレース場をあとにして、西川口駅までは無料バスで戻ります。
帰り道なのでアキバに寄っていきましょう。

そうそう、レトロゲームといえば、最近アキバにオープンしたこちらのお店もオススメです。

「BEEP@秋葉原」
(写真は先月末に行った時に撮ったものです)

アキバにはファミコンなどの家庭用ゲーム機の古いヤツを扱う店はいくつもありますが、この店の特徴はPCがメインなところ。
こちらはMSXのソフト

PC98のゲームや、海外のPCなども。

カタログとかパンフレット、ポスターなども扱っています。
もちろんハードもありまs。
アキバへ行くときはちょくちょくチェックしたいと思います。
ということで、次回こそはアイモバ遠征に行きたいな。
おまけ

川口怖すぎ!
こんなに浸水したら全滅ですよ!
川口やばすぎ、あんなとこまで水来たらみんな死ぬ
ふつうに住宅の2階まで浸水する
アキバの路上でなんか無名アイドルのライブやってた